Adsenceの自動広告は、最も効果的な位置を判断して広告を貼ってくれます。
だから使用する側にとって、とても管理が楽になります。
しかしヘッダー内に割り込んできたり、一か所に大量に詰め込んできたちと少し暴れすぎなんじゃないかと思うこともしばしば。
そこでcssで表示を消してしまえばいいと思ったのですが…
どうやらこれはやってはいけないようです。
display:noneは禁止されていた
自動広告で挿入されたタグを見ると、google-auto-placedというclassが設定されています。
そこで、次のようにするとページ上で非表示にすることができます。
#hedder .google-auto-placed{ display:none; }
特定の範囲のみ非表示するためにはhtmlの知識が必要なので初心者では難しいのですが、少し勉強してみる機会でもあります。
しかし、次のAdSense プログラム ポリシーのページを見ると、cssで非表示にするのは規約違反のようです。
■https://support.google.com/adsense/answer/1354736?hl=ja&ref_topic=1271508
AdSense コードを以下の方法で改変することは禁止されています。
display:none などを使用して広告ユニットを隠す(ただし、レスポンシブ広告ユニットを実装している場合を除く)
これが自動広告にも適用されるのかは、明記されていないのでわかりません。
しかし適用されていると思って運用しておくべきです。
突然、アカウントが停止されたら困りますからね。
暫定的な対処法
完全に対処したいなら、自動広告を中止して手動で配置するしかありません。
それでは身もふたもないので、現状でできそうな対処法を挙げておきます。
自動広告と手動広告を併用する
ヘッダーのすぐ下などに手動広告を配置しておくと、そちらを優先して表示してくれるケースがあります。
広告の表示数が多いと気にせず2枚も3枚も配置してくれることがあるので、調整が必要です。
自動広告の設定で、「既存広告の広告ユニットを最適化しますか?」をオンにします。
広告掲載数をスライドすると、左側のプレビュー上で広告が増減します。
プレビューを確認しながら、自分が今日できる掲載数で設定しておきましょう。
プレビュー上で自動広告を削除する
自動広告の設定画面に表示されているプレビューで、広告を削除したい位置を指定できます。
プレビューには下の図のように、広告イメージが表示されています。
この中にあるごみ箱をクリックすると、その位置から広告を削除できます。
ただし、掲載数のスライダーが大きい値になっていると、後から後から広告がでてきます。
あまり大きな値にする必要があります。
また、PCとスマホでは広告の表示数が大きく変化します。
両方を最適な設定にするのは難しいので、どちらかを優先しないといけません。
削除した広告を元に戻す場合は、下図のように地域欄のボタンをクリックします。
思い通りの配置にするのは不可能
自動広告は一番収益が得られる位置を自動で判断しています。
そのため、サイト管理者から見ると少し「いらっ」とする位置だったとしても、気にせず表示されてしまいます。
もしこの配置がサイトの閲覧者にとっても邪魔としか判断できないものだとしたら、将来的に配置のアルゴリズムを改善してくれるかもしれません。
それまでは手動で広告を配置するか、細かいことは気にせずに自動広告の判断に任せるようにするしかありませんね。
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