ConoHa VPSのかんたんKUSANAGIでサーバーを作成し、KUSANAGI ManagerでWordPressをインストールすると、WordPressのファイル・ディレクトリとWebの実行ユーザーが一致しない。
(※2020年2月の時点)
この状態は、
・WordPress本体の更新・アップデート
・テーマの更新・アップデート
・プラグインの動作
などで不具合がでる可能性が大きいです。
そこで、ConoHa VPSのKUSANAGI環境でWordPressのファイル属性と実行ユーザーを合わせる修正をしてみます。
なお今回は、修正後に十分なテストをおこなえていないため、自己責任で実行してください。
修正手順
修正するにはサーバーへログインする必要があります。
今回はConoHaの管理画面から面倒な設定なしで起動できるコンソールを利用します。
SSH接続等が使用できる方は、そちらを使ってください。
コンソールへのログイン
1) ConoHaの管理画面からコンソールを起動します。
2) rootでログインします。
3) コンソール画面には直接ペーストできません。
パスワードは手入力するか、テキスト送信します。
テキスト送信欄を開いて、ペーストしたい文字を入力します。
(この欄にはペーストできます)
入力したら、送信ボタンを押します。
/etc/nginx/nginx.confの変更
/etc/nginx/nginx.conf のuserを変更します。
[root@100-00-00-100 ~]# vi /etc/nginx/nginx.conf[エンター]
3行目の「user httpd www」を「user kusanagi kusanagi」に変更します。
1 ## nginx.conf
2
3 user kusanagi kusanagi
viの使い方
「x」キーでカーソルの下の文字を削除。
「i」キーで挿入モード(文字入力モード)に変更
「Esc」キーで挿入モードの終了
「:wq」で保存終了
/etc/php7-fpm.d/www.confの変更
/etc/php7-fpm.d/www.confのuserとgroupを変更します。
※バージョンアップ等でファイルの名前や位置が変わる可能性があります。
[root@100-00-00-100 ~]# vi /etc/php7-fpm.d/www.conf[エンター]
23行目の「user=httpd」を「user=kusanagi」へ。
24行目の「group=www」を「group=kusanagi」に変更します。
23 user = kusanagi
24 group = kusanagi
再起動
systemctl restart php-fpm
エラーが出たら
reboot
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